部門紹介
地域連携室
当院では、精神科医療に関係する皆様方との連携強化を図る窓口として、地域連携室を設置しております。
地域連携室の機能を活かして地域精神医療の推進に貢献できるよう努めます。
地域連携室では以下のような仕事の窓口としての機能を果たして参ります。
医療・福祉に関する相談
精神疾患は早期の相談や治療が大事です。悩みをもつ方やご家族の皆様はじめ、施設や関係機関の皆様方も気軽にご相談ください。
退院支援と地域生活支援
患者様を中心として、ご家族や関係機関の皆様と連携し退院の支援をしております。また、当院の外来診療、訪問看護との連携はもとより、介護施設や福祉施設等との連携を強化し、地域における生活の支援に努めております。
関係機関等との連携
医療関係機関をはじめ、行政機関、福祉や介護などの関係機関や団体などと連携し、ネットワークの構築に努めます。
また、関連情報の収集、発信に努め、関係機関や団体等と連携して、精神科医療の普及・啓発に向けた活動に取り組みます。
問い合わせ先
医療法人愛恵会 平戸愛恵病院 地域連携室
TEL 0950-57-1150
FAX 0950-57-1544
訪問看護
当院から退院された患者様や外来通院されている患者様が、ご自宅で安心して生活できるように、定期的に訪問し必要な支援をさせて頂いております。
こんな時にご相談ください
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通院しながら生活していく中で不安を感じている。
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ご家族が、本人とどのように接したらよいか解らない。
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身の回りのことや家事が上手く出来ない。
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人と話したり、付きあう事が苦手である。
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社会資源の活用の仕方が解らない。
ご利用の申し込みについて
訪問を希望される方は、主治医、看護師、精神保健福祉士までご相談下さい。
当院の看護師・精神保健福祉士などが私服で訪問させていただきます。
訪問日・時刻:月曜日~金曜日 9時~17時
費用について
各種健康保険が適用になります。
自立支援医療制度が利用できます。
病院からの移動距離に応じて別途交通費をご負担していただきますが、詳しくはお尋ねください。
作業療法士室
作業療法とは
作業療法(OT)とは、心と体のリハビリテーションを行う療法です。精神科作業療法では、精神疾患により生活のしづらさを抱える方々に対し、様々な作業活動を用いて、その人にとってより良い生活が送れるように支援していきます。
当院では集団のプログラムを中心に、様々な作業を提供し活動を行っております。
作業療法の目的
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日中活動し、生活リズムを整える。
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好きなことを行い、ストレス発散や気分転換につなげる。
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集中力を高める。
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体操や運動ゲーム等を行い、体力や活動性を高める。
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他の患者様と交流する機会をもち、対人交流の苦手な部分を練習する。
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できたことを実感し、自信をつける。
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余暇時間の充実。趣味の獲得。
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調理等の家事の練習。
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行事やレクリエーションを通して季節を感じる。
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健康な心身機能の維持を図る。
当院での主な活動内容
創作・・・編み物、塗り絵、革細工などの創作活動を行います。
農作業・・・院外の畑にて様々な種類の野菜を育て、収穫します。
軽運動・・・体操、ストレッチ、風船バレーなどをし、適度に体を動かします。
運動ゲーム・・・ゲームをしながら楽しく体を動かします。
脳トレ・・・指体操をしたりクイズを解いたりし、脳の活性化を図ります。
カラオケ・・・ストレス発散や心肺機能の維持・向上を図ります。
調理活動、買い物活動・・・退院後の生活の練習をしていきます。
病棟レク、全体行事・・・毎月または四季ごとに、季節を感じるレクリエーションを行います。
*活動の場所や作品を紹介します*
生活機能回復訓練室
ここで編み物、裁縫、手芸、革細工、ちぎり絵などの創作活動を行っています。
作業療法で制作した作品
活動で患者様が作った作品を展示しています。
当院の畑
当院の近くにある畑です。ここで季節ごとの様々な野菜を育て、収穫しています。
壁面飾り
病棟の中でも季節を感じることが出来るように毎月壁面飾りを患者様と作って掲示しています。4月は桜、5月は鯉のぼり、6月は紫陽花などの壁面飾りを作り、毎回見栄えが良い作品に仕上がっています。
全体行事
季節にちなんだ行事を全病棟同じ内容で行います。7月は七夕、9月は敬老会、12月はクリスマス会、2月は節分の行事を行っています。
病棟OTレク
病棟の特色に合わせて病棟別にレクリエーションを行っています。5月は八十八夜にちなんで茶摘みゲームを行いました。